規格住宅を検討する工務店が増えています
規格住宅を採用するならどのように扱うべきか
このサイトでご紹介している、「FlexibleBox」もそうなんですが、「規格住宅」の採用を検討している工務店がかなり増えています。
理由としては
- 集客段階で価格提示がある広告がなければ避けられるようになった。
- ターゲットとしていた層の収入が低下してきている。
- 取りこぼしが死活問題になってきたので受け皿商品が必要になってきた。
逆にすでに”半”規格住宅で展開している30代経営者の工務店は、2019年からの3年間で受注を3倍強、10棟を40棟近くまで増やしています。
「松竹梅3種類の価格提示し、広告費をかなりかけたらかけた分、反響が返ってきている」
とのこと。
「明朗会計+広告投下」がうまくいく秘訣のようです。
某F総研の若いコンサルさんたちも、若い経営者を対象に松竹梅定額のアイデアを広めており、どの工務店もうまくいっている印象です。
規格住宅を採用するのは簡単ですが、もちろん障壁もあります。
規格住宅に対する良くない?イメージや導入障壁
「最近規格住宅がいいみたいですよ!」と話をするとこのような意見が返ってきます。
- 安い工務店のイメージを持たれる
- 規格住宅だからと言っても値段が下がらない、儲からない
- 新コンセプト・新商品で現場が混乱する
今まで構築してきたブランドイメージが崩れてしまうかもしれないと思う経営者は非常に多いようです。
また「規格住宅=コストダウン必須」なのでメーカーとの価格や安定供給の交渉なども必要なのですが、これも難しくて。という意見を耳にします。
一番多いのは、せっかく作っても営業が売ってくれない、提案してくれないということ。
いずれも重要な問題ですが、だからと言ってこのままでいいのでしょうか。。。
今までのやり方を貫き通すか、新しいやり方に順応していくか
「今まで通りのやり方で売れたらいいのに」と思うのは経営者だけではなく、営業マンも一緒です。
慣れた方法で家を契約していきたいと思うはずです。
しかし、時代とともにお客様の層は変わり、家の在り方も販売方法も変わってきます。
だから今、若い30代経営者のやり方が受けているのかもしれません。
いずれ彼らも通用しなくなる日が来て、若い経営者と入れ替わる日が来ます。
その時、彼らは自分のやり方を貫くのか、新しいやり方に順応していくのか。
匠の方法を貫くこだわりも必要ですが、時代に合わせたやり方も必要のようです。